目的で探す

オーストラリアのTAFEに留学してから半年経った時、Queensland University of TechnologyでTESOL（英語教授法）を学べると知り、大学院の入学基準点IELTS6.5ポイントを取得するために再び語学学校へ行き３ヶ月間猛勉強し、無事基準点に達し大学院への入学が決まりました。
オーストラリアの大学では、私の人生でこんなに勉強することはもう二度とないだろうというくらい勉強しました。とにかく読まなければいけない資料の量が多く、また読むのにもネイティブの学生よりも倍の時間がかかるので、寝る間も惜しんで週末も図書館に通い、ひたすら読んで、書いて、発表しての繰り返しでした。大学院での勉強で一番辛かったのは、留学生だからといって課題を甘くはしてもらえないので、提出前に必ずネイティブのクラスメートに文法やスペルのチェックをしてもらわなければならなかったことです。見てもらうためには、他の人より早く課題を仕上げて友達に頼まなくてはならなくて、初めから完璧な文章になっているはずがないので、また文法ミスを直して・・・と１つの課題を仕上げるのにかなりの時間がかかりました。でも、そんな苦労をして仕上げた課題を担当教授が読んで「留学生の視点だからこそわかる内容」と言ってとても興味を示してくれた時はとても嬉しく、苦労した甲斐があったかな、と思いました。更に私のレポートの文法チェックを嫌な顔ひとつせずにいつもしてくれたクラスメート達には今でもとても感謝しています。１年間大学院のこのコースで大変ながらもやりがいのある勉強ができ、またオーストラリア人の暖かさを感じることができました。そんな一年を終え、自分へのご褒美として「オーストラリア半周バックパックの旅」をした時はとても充実した気分になりました。そして帰国した後すぐに希望の英会話講師の職に就くことができ、本当に大満足の留学でした。